都立高校の入試のシステムですが、多くの高校は選抜には入試得点が7割、内申書が3割で合否を決定します。普段から定期テストを意識するのは正しいのですがそれだけでは入試の突破には不十分です。
塾も学校の内申書を上げる、つまり範囲の与えられた定期テストで点数を取らせることは第一に考えておりますが、しかし英語などは長文の読解が出来なければ模擬テストで点数がとれません。学校の内容を中心とするか、模擬テストで点数をとらせるように指導するか。塾教師としてはいつもそのジレンマに立たされます。
中学3年生の11月に2学期の期末テストが終了した後入試に焦点を絞って入試で得点できる指導を一斉に行いますが、11月では間に合わない部分もあります。
やはり普段から定期テストだけを目標にするのではなく、入試の突破を目標にしてどんな場面でも戦える本当の実力をつけていただきたいと思います。